皆さんこんにちは、あるいは初めまして。
リンクスです。
シーズンM-5にて自身初の2300&チャンピオン級を達成しました。

《構築完成に至るまで》
僕は相手の意表を突く構築が好きで、中でも黒い鉄球というアイテムはお気に入りです。本来トリルとシナジーのないポケモンが突然トリルアタッカーになることで、相手の計算を大きく狂わせ、対策をスカして勝ちを狙えます。
しかし誰彼構わず持たせて強い道具というわけでもなく、ちゃんと考えて持たせないとただの足枷になりかねません。Hバクフーン、エンニュート、マンムー、オオニューラなど色々なポケモンで試行錯誤を重ねていたところ、ランクマで鉄球ドリュウズに遭遇してボッコボコに負けます。
その瞬間、ビビッとくるものを感じました。砂かきのイメージを逆手に取る鉄球持ち。使ってみたい気持ちが膨らみ、構想に着手しました。
まずスタート地点のドリュウズ&バンギラスは確定。バンドリと一緒にいるとメガっぽく見えるムクホークも確定。命がけでトリルをサポートしてもらいます。メガムクホークだと誤認してもらいたいので、よく相方として組んでいるエルフーンもトリル役として採用します。ただし猫だましでトリルを止められると即座に構築が破綻するので、猫に怯えずにすむトリル役としてリキキリンも採用。ラスト1枠は浮いている鋼(主にアーマーガア)や雨パに対抗できるメガ枠としてリザードンを入れました。


テイルアーマーといたずら心は消えました。
《個別解説》
1.バンギラス

とにかく高いステータスを持つ種族値の怪物。HP半分からガブの地震を耐えたときは目を疑いました。
一致技2つと守るの他に冷凍パンチを採用。バンドリに強めなガブリアスを一手で処理することで、隣のドリュウズが自由に動けるようにしています。
2.ドリュウズ

トリルエース。鉄球込みで素早さは48。最遅35族より1だけ遅くなります。
砂かきである必要がないので、特性は砂の力。こちらも砂かき同様バンギラスとの相性がよく、特性込み10万馬力でH振りドドゲザンを高乱数でワンパンできます。もちろんトリル下ならこちらの方が速いので、何もさせずにご退場いただいた試合も数多あります。
配分は少しDに厚く。火力に振ってないメガライチュウYの気合い玉を耐えてほしいと思ってのD振りですが、物理耐久がほしい場面もちょこちょこあったので悩みどころです。
ドリュウズに遅いイメージがまったくないのかとにかく刺さりがよく、間違いなくこの構築のMVPです。
3.リザードン

以前から使っていた遅いリザードン。バンドリに選出を取られて登場の機会は少なかったものの、雨に抗ったり、ブリジュラスを持久力関係なく倒せたり、所々でしっかりと“リザじゃないといけない理由”を発揮していました。
B32振りは特に意図はありません。水技とか岩技一発耐えたらいいな、の願望の現れです。
4.ムクホーク

トリル役と一緒に出て1:1交換を狙う鳥。当初は特性を捨て身にしていましたが、威嚇が発動しないとスカーフ命がけが警戒され、初手に守られる確率が高くなってしまいました。なので途中から威嚇に変更し、メガムクホークっぽさを演出。ブラフをかけて相手に守らせず、確実に命がけを通す算段にしました。ドドゲザンやオオニューラを強化してしまうことはありますが、この2匹はドリュウズがワンパンできるので甘んじて受け入れます。
5.エルフーン

追い風吹かせますよって顔が上手いトリル役。ムクホークを強化すると見せかけて、トリルで盤面を整えます。技はムンフォ、トリル、守るまでは確定で、少しでも水タイプへの打点を確保したかったのでエナジーボールを採用しました。この技構成だといたずら心が無意味な特性になるので、消去法ですり抜けに(葉緑素でSが上がるのも困る)。一応壁コノヨや壁ジュラスに安定してムンフォを打ち込めるという利点はあります。C特化なのでそれなりの火力は出ます。
襷があるのでトリルは張りやすいけれど、トリル役なのにSが高すぎる点、襷で耐えてもバンギの砂で落ちてしまうのは難点です。
6.リキキリン

猫だまし効きませんよっていう顔が上手いトリル役。選出する時はほぼ100%初手なので、テイルアーマーである意義が感じられず(目の前にキリンがいるのに猫してくる人はいない)、草食での採用としました。草食ならバナやビビヨンの眠り粉でトリルを阻害されず、ついでにヤバソチャのシャカ砲も受け付けません。回復量が減るのも結構ありがたい。
エルフーンと同じく火力特化にすることでトリル後に自身もダメージレースに参加できるようにしています。特に10万ボルトはイダイトウやアーマーガアなど、バンドリがやや苦手にしている相手を殴れるのがよかったです。
《選出》
1.基本選出A
先発:ムクホーク+リキキリン
後発:バンギラス+ドリュウズ
オーソドックスな選出です。相手の猫を封じつつトリルを展開、遅いバンドリで制圧します。相手のHPが多かったり襷が読めたり、命がけで倒しきれないと思った場合は、リキキリンへの攻撃集中を避けるためにブレバを押す場面もあります。
2.基本選出B
先発:ムクホーク+エルフーン
後発:バンギラス+ドリュウズ
相手の構築に猫だまし持ちがいない場合、全力でメガムクホークブラフをかけにいくこともあります。やることは基本的にリキキリンのパターンと一緒ですが、アンコールの圧もあってかこの選出の方が守られることは少なかったです。
3.鋼が重いor雨パ
先発:ムクホーク+リキキリンorエルフーン
後発:リザードン+ドリュウズ
バンギラスの枠をリザードンに変更した選出です。トリルアタッカーにしてはやや速めですが、ドリュウズの地震に巻き込まれないた2匹一緒に全体技を振れるのは強いポイントです。鋼はともかく対雨は若干苦手なので、キリンやエルフも攻撃役として大事に扱う必要があります。
《苦手な相手》
・スコヴィランユキメノコ
ユキメノコにはバンドリが強いですが、スコヴィランは大の苦手です。ドリュもバンギも焼かれてしまったら勝ち目がないので、できる限りムクホークの命がけで落としたいです(それでも飛行技を警戒して守られることもあります)。
・トリル返し
ごく稀に相手のエルフーンが返してきました。再度トリルを展開する余裕がないことも多いので少々きついです。
・挑発
対策を切っています。強いて言うなら挑発してきそうなやつを命がけで倒すように心がけています。
《最後に》
好きな鉄球を使ってチャンピオン級に辿り着くことができました。
早々にトリルを展開して自分のペースに持ち込み、相手の想定を崩しながら立ち回る動きが非常に強くて楽しかったです。ずいぶんとハッタリの多い構築になりましたが、“警戒されない”というのはそれだけで勝てる武器になるんだなと改めて感じました。
以上、トリルバンドリ構築の紹介でした。