ワダチファイヤー《S12ダブル最終129位、レート1912》
ラリルレリンクス、レイスポス!
どうもこんにちは、リンクスです!
最近寒い日が増えてきましたね。僕は先日お気に入りの厚手の上着を引っ張り出しました。
僕の地元は雪こそ降っていませんが、それでも十分空気が冷たいです。
そんな季節は炎タイプが恋しくなりますね。炎技で暖めてほしいです。
というわけで、今回は元祖伝説の炎タイプ、ファイヤーを軸とした構築を組んでみました!
「そっちのファイヤーかよ」
ってツッコミは聞こえません。ファイヤーはファイヤーです。
《構築に至るまで》
「壁ファイヤー強いな……でもそのままやったら絶対読まれるし、じゃくてんほけんで運用したいな……いい起動いないかな……」
↓
速くてボルトチェンジを覚え、且つ汎用性を損なわないポケモンを探す。
↓
テツノワダチ発見。
↓
「君本当にやれるの? 信じていいの?」
そこから全てが始まりました。ボルチェンの引き先はいかくとおもてなしと天候奪取要員。そこに寿司対策のお猿さんを加えて完成です。
《個別解説》
1.ファイヤー(ガラル)
技:もえあがるいかり・エアスラッシュ・ふいうち・まもる
特性:ぎゃくじょう
持ち物:じゃくてんほけん
性格:ひかえめ
努力値:252-0-4-252-0-0
実数値:197-94-111-167-145-110
テラスタイプ:水
この構築のエースです。数が多い通称『壁ファイヤー』とは違い、わるだくみは非搭載。そちらと比べると当然ながら耐久面はやや劣りますが、その代わりに1ターン目から火力を出せる点、じゃくてんほけんのA上昇のおかげでふいうちを高火力先制技として扱える点が優秀です。テラスしていないハバタクカミなどはじゃくてんほけん発動後のもえあがるいかり→ふいうちの動きで倒せます。
テラスタイプは水。ウーラオスのすいりゅうれんだやオーガポンのツタこんぼうを耐えたりするのが主な目的です。耐えればぎゃくじょうが発動することもあるので、いい反撃の狼煙になります。テラスしても変わらずボルチェンでじゃくてんほけんを起動できるのもオシャレポイント。
メインウェポンに怯みの追加効果があるのも美味しいです。怯ませなくても強いのに上振れで怯ませたら圧倒的有利を取れます。
2.テツノワダチ
技:アイアンヘッド・10まんばりき・アイススピナー・ボルトチェンジ
特性:クォークチャージ
持ち物:こだわりスカーフ
性格:ようき
努力値:0-252-0-0-4-252
実数値:165-164-140-69-91-173
テラスタイプ:フェアリー
※構築のテツノワダチは通常色です。
皆さんお待ちかね、謎の象さんです。僕以外で使っている人とは一度も当たりませんでした。
ファイヤーのじゃくてんほけんを起動できるのはもちろん、スカーフのおかげで相手のイーユイやハバタクカミ(Sブースト以外)より先に動けるのが偉いです。
相手「ブーストエナジーじゃない! 上取れる!」
僕「残念、スカーフです」
この子が葬ったカミイーユイは数知れず。単体でパオカイに強いのも評価高いです。
トルネウーラも対策済み。あまごい&水テラスすいりゅうれんだのゴリ押しも、スカーフラオスの上からスカーフボルチェンで撤退し、裏のキュウコンで天候上書きします。ファイヤーの反撃で仕留め損ねても、ふいうちとこおりのつぶてがあるのでノープロブレム。
ボルトチェンジで引くのがセオリーのため、終盤に残りやすいです。故にテラスタイプは相手のラストに残りやすい一撃ウーラオス対策のフェアリー。
3.ウインディ(ヒスイ)
特性:いかく
持ち物:こだわりハチマキ
性格:いじっぱり
努力値:76-252-0-0-0-180
実数値:180-183-100-x-100-133
テラスタイプ:フェアリー
準速80族抜き調整。カイリューより先にしんそくを打ちやすくしています。
耐性が優秀な引き先。ファイヤーの不安な物理耐久を補強するだけでなく、狩り残した相手をしんそくで縛ることもできます。低速相手にはもえあがるいかり&いわなだれでヒルミーベイベー。
ファイヤーの隣でヤバソチャとくるくる交代してるだけでもかなりのアドバンテージを取れます。
テラスタイプはフェアリー。ウーラオスやトドロクツキはもちろん、テツノカイナにも不意の大ダメージを与えることができます。
4.ヤバソチャ
技:シャカシャカほう・いかりのこな・トリックルーム・まもる
特性:おもてなし
持ち物:ゴツゴツメット
性格:ずぶとい
努力値:252-0-252-0-4-0
実数値:178-x-173-141-101-90
テラスタイプ:水
ファイヤー救護班。こいつ一匹いればテツノカイナも怖くありません。物理は絶対止めるマン。
テラスタイプは水。吸い寄せ役なので耐性をガラリと変える水はメジャーながら強いです。オーガポンにもある程度抗えます。
5.キュウコン(アローラ)
特性:ゆきふらし
持ち物:こだわりメガネ
性格:おくびょう
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:149-x-95-133-120-177
テラスタイプ:ゴースト
天候奪取要員。
相手に壁ファイヤーを警戒させる&天候を奪える枠ということで採用。雨下の水技がきつそうなときに選出していました。
主な仮想敵が連撃ウーラオスなので壁を貼っても無意味と判断し、オーロラベールは切りました。その空いた技スペにこおりのつぶてを入れ、ミリ残った相手を削りきれるように。テラス前のファイヤーならばじゃくてんほけんの起動も可能です。
変化技のない構成になったおかげでこだわりメガネの所持が可能になりました。困ったらふぶきを連打。上振れれば相手が凍ってくれます。
テラスタイプはゴースト。カイリューのしんそくを透かしたいと思っての採用でしたが、序盤のうちにウインディやテツノワダチが倒してしまうことがほとんどでした。他のテラスでもありかもしれません。
6.マシマシラ
技:ヘドロばくだん・サイコキネシス・くさむすび・クリアスモッグ
特性:おみとおし
持ち物:きあいのタスキ
性格:おくびょう
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:164-x-86-182-110-173
テラスタイプ:草
上記5匹ではあまりにも寿司が苦手すぎるため、対策として入ってきたお猿さん。当初は半信半疑でしたが、この子一匹でヘイラッシャを迅速処理できたのを見て見直しました。さすがともっこ様、キタカミのヒーロー。
最低限の汎用性は持たせてますが、ほぼ寿司ピンポイントメタなため、選出するのはそういう構築相手のときのみです。おみとおしでシャリタツの型をある程度判別できるのも地味ながら美味しいです。
テラスタイプは草。寿司にはこれしかないでしょう。
《選出》
1.基本選出
先発:ファイヤー&テツノワダチ
後発:ウインディ&ヤバソチャ
一番安定する選出です。隣をくるくる交代させながらファイヤーを大事に守っていく動きがメインになります。テツノワダチに飛んでくるのは炎技か地面技か。ボルトチェンジからの引き先を間違えると一匹出落ちするので気を付けましょう。
2.対トルネウーラ
先発:ファイヤー&テツノワダチ
大抵はトルネロスがあまごいしながらスカーフウーラオスが水テラスすいりゅうれんだで殴ってくるので、ファイヤーにテラスを切りつつテツノワダチはボルチェン。じゃくてんほけんを起動させつつキュウコンで天候を雪に書き換え、すいりゅうれんだを耐えます。返しのもえあがるいかりが決まればほぼゲームセットです。
3.対寿司
先発:ファイヤー&テツノワダチ
後発:ウインディ&マシマシラ
まずは寿司以外の面子に負荷をかけるためワダチファイヤーから入ります。寿司が出てきたらテツノワダチかウインディを切ってマシマシラを安全に着地。ファイヤーが倒されないようにしつつクリアスモッグを決めれば攻略完了です。あとはくさむすびでヘイラッシャを倒し、無防備に出てきたシャリタツにもえあがるいかりをぶつけましょう。
《苦手な相手》
・鋼テラスヘイラッシャ
寿司対策をマシマシラに一任しているので、鋼テラスにはどう頑張っても勝てません。一度も当たらなかったことが救いです。
・耐久振りわるだくみサーフゴー
テラスを切ってもえあがるいかりを耐えてくるので、非常に倒しにくいです。わるだくみを2回積まれるとほぼお手上げ状態。手が付けられなくなる前に倒しきりたいです。
・きあいだまサーフゴー
交代先のウインディに当てるのやめてください。無理です、読めるわけないでしょ。
《使用感》
ものすごく手に馴染みました。実質わるだくみとつるぎのまいをしながら全体攻撃を仕掛けているようなもので、積み構築を得意とする僕にはもってこいの構築でした。自分が積み構築を得意とすることにも初めて気づけました。
《結果》
最終129位、レート1912!
自己レコード達成! 盛大に祝いましょう!!
テツノワダチという見かけないポケモンを使ってここまで来れたのは素直に嬉しいです。次のシーズン以降少しでもテツノワダチが増えたら功績者名乗らせてください。
欲を言えば二桁取りたかったですが、それはまた次の夢ということで。
ではでは! リンクスでした!!
n番煎じのワタッコー《S6ダブル最終754位、レート1744》
ラリルレリンクス、レイスポスのパルデア入国おめでとう㊗️
どうも皆さんこんにちは。HOME連携で愛馬が来てひとしきり騒いでにやついて疲れたせいでちょっと大人しいリンクスです。
今日は番組の内容を変更してレイスポスについて語りたいところですが、それだとタイトル詐欺になってしまうので予定通り構築の紹介をしたいと思います。
最初に言っておきます。
0から作った構築ではなく、人様の構築を自分の手に馴染むようアレンジしたものです。
面白そうな構築記事を探していたらワタッコ+コータスのいわゆる『ワタッコー』を見つけ、その記事を大いに、それはもう大いに参考にしました。6匹中5匹同じです。パクリとか言わないで。技・持ち物・努力値完全一致なのは1匹だけだから許して。
晴れにできるコータスと、その恩恵を受けられる子が4匹。もちろんコンセプトは『晴らして暴れる』
……ではなく、『眠り粉を当てる』です。それさえできれば問題ないです。そこ、運ゲーとか言わない。
1.ワタッコ
技:おいかぜ・アンコール・ねむりごな・いかりのこな
特性:ようりょくそ
持ち物:こうかくレンズ
性格:おくびょう
努力値:172-0-252-0-0-84
実数値:172-x-122-x-115-155
テラス:ゴースト
日照りを受けて環境最速(テツノツツミ)を抜き去る素早さを手に入れる綿です。技構成は参考にした構築とまったく同じ。必要な技入れたら攻撃技がなくなりました。でもこの子で殴りたい場面がなかったので正解だと思われます。
先発で出して、とりあえず相手1匹眠らせるのが仕事です。こうかくレンズのおかげで命中率は82%。ドロポンより当たります。
ねむりごなとアンコールで無双して勝った試合も何度かありました。倒されそうなら後発に追い風残して一掃の手助けします。
テラスタイプはゴースト。炎技や氷技を耐えるようになる他、先制技、主に神速を透かすのが役割です。不意打ちは怖くないです。だって攻撃技ないんだもん。
2.コータス
技:ふんか・ねっぷう・だいちのちから・テラバースト
特性:ひでり
持ち物:とつげきチョッキ
性格:ひかえめ
努力値:0-0-0-252-4-252
実数値:145-x-160-150-91-72
テラス:こおり
選出率ナンバーワン。カイリューくらいならマルスケとドラゴン耐性の上からごり押せるくらいのポテンシャルは秘めています。
ワタッコで追い風する関係上、準速にして抜ける範囲を広げています。参考構築そのままの振り方ですが強かったです。
雑に噴火してるだけでも相手に無視できないダメージを与えていくダメージゲッター。チョッキのおかげで耐久無振りなのに場持ちがいいです。
テラバーストはリンクスオリジナルのオシャレポイント。マルスケ剥がしたカイリューを氷テラバーストで飛ばせます。何がすごいって、この子にテラス切って勝てた試合がないところです。相手の後発に対処できません。本当にただのオシャレになりました。
ワタッコと共に先発で出しても、カミユイの裏に置いて交代で出しても強いです。
3.ハバタクカミ
技:ムーンフォース・マジカルシャイン・シャドーボール・10まんボルト
特性:こだいかっせい
持ち物:こだわりメガネ
性格:おくびょう
努力値:0-0-60-196-0-252
実数値:130-x-83-180-155-205
テラス:フェアリー
先発で雑に削ったり、後発でスイーパーしたり。とにかく上からメガネの火力を押しつけるアタッカーです。基本的にムンフォかマジシャしか打ちませんでした。10万はラッシャに1回打ったかな~くらい。
努力値は陽気パオちゃんの不意打ち耐え。素早さは同速意識の最速。
4.イーユイ
技:ねっぷう・あくのはどう・オーバーヒート・テラバースト
特性:わざわいのたま
持ち物:こだわりスカーフ
性格:ひかえめ
努力値:4-0-0-252-0-252
実数値:131-x-100-205-140-152
テラス:くさ
晴れの恩恵受けるアタッカーその2。熱風でごり押せ。
解説必要ないかなと思うほどスタンダードで強い子です。草テラバーストで地面にも抗えます。
5.イダイナキバ
特性:こだいかっせい
持ち物:きあいのタスキ
性格:いじっぱり
努力値:4-252-0-0-0-252
実数値:191-201-151-x-73-139
テラス:じめん
はい。参考構築そっくりそのままポケモンです。だってこれが一番強いと思ったんだもん。
こだいかっせい+地面テラスの地面技の威力はすさまじく、大抵のポケモンを吹き飛ばします。ちなみにこの子の前に出てくるディンルーはほぼ確実に毒テラスなのでノータイムでぶちかましてました。爆アドです。
6.トリトドン
特性:よびみず
持ち物:ゴツゴツメット
性格:ずぶとい
努力値:252-0-252-4-0-0
実数値:218-x-132-113-102-59
テラス:はがね
対雨だったり詰みポケだったり接触してくる相手を確実に仕留めるウミウシ。リンクスが自分で入れたポケモンです。
晴れがあるとはいえ全体的に水技の通りがいいので、選出しなくてもいい仕事をしてくれました。初手のイルカマンがイーユイにジェットパンチしてくることがなくなります。
選出率は一番低いですが、替えのきかないポジションかと思います。
基本選出!!
とまあ大々的に見出し作りましたけど、やることは参考構築とまったく一緒です。オリジナリティ? そんなものはありません。次期の構築に期待してください。
後発:イダイナキバ&ハバタクカミorイーユイ
ワタッコで妨害しながらコータスの噴火で雑に削り、追い風を残しつつ裏のアタッカー軍団で一掃する、というのがメインの流れになります。うまい人はワタッコから狙ってくるのでテラスは躊躇なく切りましょう。
裏選出!!
そんなものはない! ……と言いたいところですが、カミユイの並びが刺さっていると感じたときは、最初からこの2匹を出すこともあります。
先発:ハバタクカミ&イーユイ
この選出をしたときは基本的には交代を駆使した立ち回りが要求されました。隣を入れ換えながらちまちま削り、ここぞというときに特大の攻撃ぶつけてアドバンテージを取る感じですね。長期戦になるので相手のプレイングを見て次手を読んでいきます。
きつい相手
・ぼうじんゴーグル持ち
ラムよりきつい。ワタッコが仕事できなくなり実質3vs4になります。
・セグレイブ
炎技打ちたくないです。どうせテラス切ってくるのでハバタクカミでも倒せるかどうか。辛うじての対処としてワタッコで強引に眠らせます。この子がゴーグル持ってたら泣いていいです。
最後に
せら「ワタッコ使うの? やれる?」
リンクス「やれる」
やれました。想像の50倍強かったです。ノーウェポンでもいけます。
いやはや楽しい構築でした。うちのワタッコさん眠り粉ものすごい当ててくれたので、そのお陰もあり3桁乗れました(欲を言えば1800乗りたかったけど転落が怖かった……)。
まだまだ余力を残せていたので、いつかまた似たようなパーティ使うときはもっと上の順位を目指したいと思います。
それでは!!
S3統一ダブルマスボ到達!?みず統一
どうもせらです。
今回はS3でマスボ到達した水統一の構築紹介をしていきます。
【コンセプト】
じゃくてんほけんヘイラッシャで全抜きを狙う軸か
雨パで勝ちにいくという2パターンの構築を用意しました。
【個体別紹介】
特性・しれいとう
性格・おくびょう
テラスタル・×
努力値・H4・C252・S252
おシャリは何種類かあったのですがこの姿にした理由が
ハバタクカミやテツノツツミなどを意識してこの姿にしました。
また持ち物をこだわりスカーフにするか迷ったがスカーフにしても
上記の2匹がブーストエナジーですばやさをあげてしまったら上から殴れないために
きあいのタスキにしています。
ヘイラッシャ@じゃくてんほけん
特性・てんねん
性格・ようき
テラスタル・ほのお
努力値・H4・A252・S252
ウェーブタックル/いっちょうあがり/じしん/まもる
↓(改善)
テラバースト/いっちょうあがり/じしん/まもる
個人的にダブルでは見かけない型だと思っています。
イルカマンのクイックターンでじゃくてんほけんを発動させて、後ろからシャリタツを出して合体させる構築になってます。
弱点をつけるならテラス一致じしんの方が強いのでは??と思われると思うのですが
環境に多いハバタクカミのマジカルシャインや
テツノツツミなどのこごえるかぜやフリーズドライなどもケアできる型にしています。
改善点が1つだけあるとしたらウェーブタックルのところをテラバーストにすることです。
構築単位で重かったモロバレルが攻撃4段階上昇のほのおテラバーストで
HB特化モロバレルを確定1発で落とせるからです。
イルカマン@こだわりスカーフ
特性・マイティチェンジ
性格・ようき
テラスタル・みず
努力値・
この構築において1番欠かせないポケモンです。基本初手出しをしてました。
ヘイラッシャ軸で出す時はコンセプトとして重要の役割をしていました。
特に多く書くことはないのですが無難に1番強かったポケモンです。
しろいきりにした理由はヘイラッシャが能力ダウンを受けないようにすることも考えたのですが合体後に交代できないので意味ないのを後々気づきましたw。
しろいきりの枠はくろいきりor重いポケモンの弱点の技を採用するといいのかなって思ってます。
テツノツツミ@ブーストエナジー
特性・クォークチャージ
性格・おくびょう
テラスタル・×
努力値・H4・C252・S252
またハバタクカミやテツノツツミが重いことからクォークチャージがいいと判断しました。
こごえるかぜの採用意図はハバタクカミやテツノツツミがSをあげたときに
打つことによってSを下げることでイルカマンが素早さを抜くことができるために入れています。また上記2匹のきあいのタスキのケアもできるので採用しています。
ハイドロポンプは最大打点のため採用。
フリーズドライはみず・くさ・じめんに対して抜群をつけるため採用しない意味はないです。
ペリッパー@しめったいわ
特性・あめふらし
性格・おくびょう
テラスタル・×
努力値・H4・C252・S252
ハイドロポンプ/ぼうふう/おいかぜ/まもる
ぼうふうは雨下では必中なので迷わず採用しました。
おいかぜはまだたまにいるヤミカラス、タイカイデンなどのおいかぜをするポケモンと高速アタッカーがいると雨下のフローゼルが抜かれてしまうためにおいかぜを入れました。
イエッサングレンアルマやハバタクカミなどの全体技使うポケモンが多かったので
ワイドガードを採用してもいいと思います。
フローゼル@いのちのたま
特性・すいすい
性格・ようき
テラスタル・みず
努力値・H4・A252・S252
ウェーブタックル/アイススピナー/かみくだく/まもる
雨パでエースです。
特に言うことなく雑に強いポケモンです。
【基本選出】
①ヘイラッシャとイルカマン+シャリタツ、テツノツツミ
ヘイラッシャのとおりがいいときにこの選出を使うことが多いです。
改善した場合はモロバレルやアラブルタケがきついときでも使える。
イルカマンより早いポケモンがいないときや
初手にハバタクカミ、テツノツツミがブーストエナジー持っていなそうな構築に対してはこの選出をします。
初手にイルカマンより早いポケモンや、ハバタクカミ、テツノツツミがブーストエナジーでS上げてきそうな構築はこの選出をします。
S2ダブルマスボ到達!?エスパー統一
どうもせらです。
今回はS2でマスボ級まで到達できたエスパー統一の構築を紹介させていただきます。
【コンセプト】
グレンアルマに対してクエスパトラでとんぼがえりを打ち、じゃくてんほけんとくだけるよろいを発動させて、
イエッサンを着地させてワイドフォースで相手のポケモンを蹂躙するのが構築コンセプトになっています。
【個別紹介】
グレンアルマ@じゃくてんほけん
特性・くだけるよろい
性格・おくびょう
テラスタル・エスパー
努力値・H4・C252・S252
ワイドフォース/アーマーキャノン/はどうだん/まもる
個人的に構築の中で1番悩んだポケモンです。
理由としてトリルとして使うのも強いのですがドドゲザンやモロバレルに対して構築単位で重くなることも考えてくだけるよろいにして上から倒すことを考えました。
最初はあくとゴーストタイプが多い環境だったので有利を取るためにあくテラスを採用していたのですがワイドフォースの火力が足りず負ける試合が多かったためエスパーにしました。
はどうだん採用の理由としてエスパーの弱点で悪タイプのマスカーニャやサザンドラを上から倒すことを考え採用しています(それでもきついです)。
ゴーストタイプのコノヨザル、ドラパルト、サーフゴーも多かったイメージなのですが、ワイドフォースかアーマーキャノンが基本受けられないのでなんとかなったが
悪3体構築とかにも遭遇することがあり、選出できない試合もあったがエスパーテラスにしてから無敗でマスボ級までいったので1番強いと思う型だと思います。
クエスパトラ@クリアチャーム
特性・かそく
性格・おくびょう
テラスタル・×
努力値・H4・C252・S252
とんぼがえり/ルミナコリジョン/マジカルシャイン/まもる
グレンアルマでテラスタルしたあとにとんぼがえりをして、くだけるよろいとじゃくてんほけんを発動させて戦っていくためのぴポケモンです。
火力は思った以上に低くサザンドラをマジカルシャインで倒せないときは本当に焦りました。またエスパー統一だと初手サザンドラ投げが多く、こだわりスカーフ持ちが多かったため初手でグレンアルマと両方まもるの選択が非常に多かったです。
イエッサンが倒れた後もルミナコリジョンでグレンアルマの火力を相対的に上げつつ相手にダメージを入れることができたのが強かったです。
イエッサン@サイコシード
特性・サイコメイカー
性格・図太い
テラスタル・×
努力値・H252・B252・D4
くだけるよろいなのになんでトリックルーム???って思うかもしれませんが、ヤミカラスが一定数いたので上からおいかぜとくろいきりされたら、かなりきつかったのでトリルをすることで無理やり突破することが多かったです。
攻撃技がないことに賛否両論だとは思うが個人的にこの型が1番強かったと思ってます。
このゆびとまれがないとマスカーニャのふいうちで負ける場面が何回もありました。
てだすけは正直あって良かったです。半減で耐久がそこそこあるポケモンをじゃくほ+テラスタル+フィールド込みでもたまに1撃で倒せない場面があったのであって良かったと思います。
チャーレム@いのちのたま
特性・ヨガパワー
性格・ようき
テラスタル・かくとう
努力値・H4・A252・S252
かかとおとし/しねんのずつき/れいとうパンチ/こらえる
聞かれそうなので最初に書きます。こらえるにしたのは意味ないです。
なんとなくしました。イバンのみが解禁したらいのちのたまではなく、イバンのみにするとより強いかと思います。
他の技3つはこれで完成されていると思います。悪タイプやゴーストタイプがきついときにグレンアルマは選出せずに
他5匹で戦うことが多く、チャーレムをテラスタルする場面が多かったのでテラスタルを悪にした方が使いやすかったのかと思います。
特性・きれあじ
性格・いじっぱり
テラスタル・×
努力値・H4・A252・S252
つじぎり/ドレインキッス/せいなるつるぎ/アクアカッター
特に言うことないやつです。マスカーニャが基本初手に出てくるからそれに対しての奇襲が多かったです。
雑に使って強かったです。ドレインキッスの枠をなんかいい技探して採用すればいいと思います。
ヤレユータン@オボンのみ
特性・せいしんりょく
性格・ずぶとい
テラスタル・×
努力値・H252・B252・D4
さいはい/まもる/さきおくり/イカサマ
イエッサンを出さないときに基本ヤレユータンを投げていてしっかり差別化されていました。
さきおくりで上から殴られることを阻止して先に倒したりすることができ強かったです。
【基本選出】
①グレンアルマ・クエスパトラ、イエッサン、エルレイドorチャーレム
相手に悪タイプが1〜2匹以内で意外となんとかなりそうなときにはこの選出にしてました。
②エルレイド・クエスパトラ、チャーレム、イエッサンorヤレユータン
悪タイプが2匹以上できついポケモンが多い場合や初手にマスカーニャがきそうな構築に対しては基本この選出にしてました
【きつかったポケモンや構築】
ヤミカラス軸の構築
スカーフサザンドラ
トリル軸に見える関係からヤミカラスは基本出て来なかったが1番出されるときついポケモンです。
おいかぜでグレンアルマを上から処理されたり、くろいきりで上昇している能力を下げられるのでコンセプトを1匹で破壊してくるポケモンでした。
リンクス流ダブルバトルの基礎②
みなのもの~! おはこんハロチャオ~!
あなたの目玉をこのゆびとまれ! ナニモンナンジャ? リンクスです!
え? いつもの挨拶はどうしたのかって?
たまには嗜好を変えてみるのも悪くないと思いまして。
改めまして、リンクスです。
今回は予定を変更しまして、キホンのンをお伝えしたいと思います。よくよく考えたら、基礎全部終わってないのに応用に踏み込むのは見切り発車でしたね。ちょっと気がレジエレキでした。
皆さん、シングルバトルの構築の組み方はご存知かと思います。受けポケモンを用意したり、一貫を切るための相性補完ポケモンを用意したり。ダブルの構築の組み方も、根っこの部分はシングルと変わりありません。使いたいポケモンを1匹決めて、その子が辛い相手を見れる子を用意して……という感じです。
ただしシングルと違い、必ずしも相手の技の一貫を気にする必要はありません。フローゼル+ペリッパーの並びは電気技が一貫していますが、電気に負けるとは限りません。倒される前に倒せばいいのです。
大抵の電気タイプはフローゼルのウェーブタックルで倒せます。もちろんきあいのタスキを所持していた場合はその限りではありませんが、それでも反撃を受ける前に倒せる可能性があるので一方的に不利ということはありません。タスキを読むならフローゼルを守らせて、ペリッパーでちょこっと削ればいいのです。
このように、盤面の有利不利は一貫だけでは決まりません。前のブログで書いた『縛り』ですね。
ただし、まったく気にしなくていいというものでもありません。たとえばパーティ全体にエスパーの一貫があると、イエッサン+グレンアルマのワイドフォースを受けきれません。そんなときのためのワイドガードではあるんですが、連打しているとさすがに読まれて単体技に切り替えられます(コータスなどの、火力を全体技に依存しているポケモンは別ですが)。
さて、ここで問題です。ダブルバトルならではの、正しく理解しなくてはいけない要素とはなんでしょうか?
正解は
このゆびとまれ・いかりのこなです。
もっと正確に言うなら、相手の技を引き寄せることですね。よびみずやひらいしんもこれに該当します。
これらの技・特性がなぜ強いのでしょうか。それは、素早さの関係上勝てなかった相手に勝てる可能性を作れるからです。
たとえばシングルなら、パオジアンとカイリューが対面した場合、格闘技があったとしてもカイリュー側の勝率は著しく低いでしょう。しかしダブルなら話は別です。カイリューの隣にイッカネズミがいるだけで、カイリューの勝率はぐんと上がるのです。
氷技をこのゆびとまれで吸い寄せている間に、カイリューがパオジアンを攻撃すればいいのです。つまり、カイリューが受けるはずだった攻撃をイッカネズミが代わりに受けることによって、カイリューをフリーにさせる。これが吸い寄せの本質です。
逆に言えば、守られるポケモンが相手に対して有効打がないのならばこのゆびとまれは悪手です。
相手:ギャラドス 何か
こちら:イエッサン♀ コータス
このような並びの時、イエッサンのこのゆびとまれは有効に働きません。コータスを水技から守ったところで、コータスからギャラドスに有効打がないからです。素早さ関係をどうにかしたところで、コータスはギャラドスを倒せません。
攻撃に転じるポケモンがちゃんとダメージを叩き出せるのか。隣のポケモンに身代わりになってもらってまで動くのですから、そこはちゃんと考えないといけません。
では実際にパーティを組む手順を確認してみましょう。
まずは使いたいポケモンを1匹決めます。単純にステータスの高いポケモンや、一芸できるポケモンだと後がスムーズです。ここで「ヒマナッツが使いたい!」などと言われても僕にはどうしようもありません。ヒマナッツファンの皆さま、ごめんなさい。
今回はハバタクカミを軸に考えていきましょう。火力と素早さは申し分なく、エースを担えるポケモンです。
次に、ハバタクカミの苦手とする物理技や鋼タイプに強い子を探します。いかくをもったウインディは適正が高いと言えるでしょう。
このままではイエッサン+グレンアルマのトリックルームに弱いので、ウインディにバークアウトを覚えさせて────といった具合で進めていきます。ついでに言うとまけんきコノヨザル+イッカネズミの並びにも弱いので、3匹目はそこに強く出られるといいでしょう。ウインディに鬼火を仕込むのも手です。
これを繰り返していくと5,6匹目にドマイナーポケモンが入り込むことがあります。恐れず使いましょう。SV環境ではトロピウスやブーピッグが結果を残しています。その子にたどり着いた自分を信じましょう。僕はせっかちヘルガー使ったことあります。
パーティを組む際のコツや気をつけることはまだあるのですが、ここから先は基礎とは言えないものなので、応用編でお話ししようと思います。
…………なんかしばらく真面目に語っちゃいましたね。次回はおふざけ限界ゴーオンリンクスで行きましょうか。
それでは!
ネズミカイナ《S3ダブル最終929位、レート1807》
ラリルレリンクス、レイスポスー!
どうも皆さんこんにちは! リンクスです!
どうしてそんなにテンションが高いのかって?
いやだなぁ、僕はもとからこのテンションですよー! 平熱38℃ですから!
嘘です。36℃です。このご時世に常時38℃あったら会社にも学校にも行けません。
対戦環境にも慣れてきたのか、SVではじめて最終3桁を取ることができたので喜んでいます。
今回は僕がこの順位を取ることができた構築をご紹介しようと思います。いえ、ご紹介させてください。この気持ちをブログにしたためさせてください!
こちらが929位を取った構築になります。コンセプトは『カイナでワンパン』です。選出が多かった順に解説していきます。
1.テツノカイナ
技:ドレインパンチ・ヘビーボンバー・はらだいこ・みきり
特性:クォークチャージ
持ち物:オボンのみ
性格:しんちょう
努力値:164-4-4-0-252-84
実数値:250-161-129-x-132-81
テラスタイプ:あく
この構築のエースです。後述のイッカネズミのサポートを受けてはらだいこを積み、相手を一撃で沈めます。タイプ相性とか知りません。テツノドクガ程度ならドレパンで落とせます。
火力をはらだいこに依存し、その代わりに耐久と素早さを可能な限り上げました。素早さは無振り60族抜き。主にニンフィアやオーロンゲの上からヘビーボンバーをお見舞いします。その他、カイナミラーで先制できるのも大きかったです。腹を叩いた後ならば相手のテツノカイナもドレパンで倒せます。回復美味しいです。
テラスタルはあく。相手のイエアルマのワイドフォースがきつかったので、遭遇したらいきなりテラスタルを切ります。これで相手は炎技に切り替えてくるので、ペリッパーの雨で完封してしまいましょう。はどうだんは知りません。
2.イッカネズミ
特性:フレンドガード
持ち物:ぼうじんゴーグル
性格:おくびょう
努力値:252-0-4-0-0-252
実数値:181-x-91-x-95-179
テラスタイプ:ゴースト
テツノカイナの相棒です。このゆびとまれやフレンドガードでテツノカイナが積む隙を作りつつ、盤面によってはおさきにどうぞを駆使して最速111族の瞬足を隣に付与します。
イッカネズミが生き残っているだけでテツノカイナが相手の攻撃を耐えることもあるため、文字通りいるだけで強いポケモンです。パルデアピッピですね。
テラスタイプはゴースト。相手のしんそくや格闘技を透かすのが主な目的です。拘っているカイリューなんかは即座に引いてくれます。
持ち物のぼうじんゴーグルはモロバレル対策です。キノコのほうしを吸い寄せつつ自身は眠らないので、安全に味方を眠りの恐怖から守ることができます。後述しますが当初このパーティはフローゼル入りの雨パだったので、モロバレルは頻繁に出てきてました。そこに刺さるぼうじんゴーグルは最適解だと思います。
3.アラブルタケ
技:タネばくだん・ふいうち・キノコのほうし・いかりのこな
特性:こだいかっせい
持ち物:ブーストエナジー
性格:いじっぱり
努力値:252-252-4-0-0-0
実数値:218-196-120-x-119-75
テラスタイプ:あく
イッカネズミが倒れた後に登場する、第2のサポーター兼フィニッシャー。相手を多少仕留め損ねていてもふいうちの圧力をかけて安易な行動を許しません。攻撃の手数がほしいときも、相手の攻撃を吸い寄せたいときも活躍してくれる貴重な戦力でした。
テラスタイプはふいうちの威力を高めるあく。他になりたいタイプがなかったので、これで正解だと思います。ただし、テラスタルを切ると相手のモロバレルのいかりのこなを無視できなくなる点には注意が必要でした。
4.リキキリン
技:サイコキネシス・ハイパーボイス・トリックルーム・サイドチェンジ
特性:テイルアーマー
持ち物:イアのみ
性格:ひかえめ
努力値:44-0-76-252-76-60
実数値:201-x-100-178-100-88
テラスタイプ:はがね
ヘイラッシャ対策で入ったのにヘイラッシャに勝てず、かといって抜けると先制技を封じられないからパーティに残った立場不安定なキリンさんです。
というのも、当初はものまねハーブを持たせて、スキルスワップを搭載して、ヘイラッシャのてんねんと能力上昇を奪うつもりだったんですね。ところがこの戦法、有名になりすぎたのかリキキリンの前で寿司が合体してこなかったんです。合体の瞬間にその場にいないとものまねハーブは発動しないので、もうこの時点で巻き返しが効かなくなってしまいます。
仕方がないのでヘイラッシャ対策はこちらもヘイラッシャに一任し、キリンさんにはサイドチェンジを覚えてもらうことにしました。連続で使うと失敗しやすいとはいえ、擬似的なこのゆびとまれができるのは優秀です。剣盾時代と異なり、SVでは警戒してくる相手もほぼいません。この技のお陰で、イッカネズミ、アラブルタケ、リキキリンと、3匹体制でテツノカイナを守ることができます。
テラスタイプははがね。たまたまボックスにいた個体がこれだっただけで特に意図はありませんが、悪技を抜群でもらわなくなるのは偉かったです。
5.ペリッパー
特性:あめふらし
持ち物:きあいのタスキ
性格:おくびょう
努力値:0-0-4-252-0-252
実数値:135-x-121-147-90-128
テラスタイプ:ドラゴン
当初はフローゼルと組んで雨パの動きもできるようにとの採用でしたが、フローゼルが抜け、天候奪取要員としての位置に落ち着きました。
対トリル最終兵器です。コータスに対しては後から場に出すだけで炎技を大幅に軽減できますし、トリルにありがちな全体技はワイドガードでカットします。最速にしたおかげで、相手の天候要員(バンギラスやユキノオーなど)との素早さ関係が分かりやすかったのもよかったと思います。
テラスタイプはドラゴン。ですが一度も切らなかったので他のタイプでもいいと思います。
6.ヘイラッシャ
技:ウェーブタックル・ボディプレス・あくび・まもる
特性:てんねん
持ち物:たべのこし
性格:わんぱく
努力値:252-0-252-0-4-0
実数値:257-120-183-x-86-55
テラスタイプ:みず
相手のヘイラッシャが重すぎて構築に入ってきた対策ポケモン。ついでにドドゲザンへの打点も確保。
当初この枠はフローゼルで「雨パだぜぇ! 初手に出すポケモン考えなきゃ全部ワンパンするぜぇ!」とかまをかけていたポジションなのですが、フローゼルを選出した試合のみ勝率が著しく悪いことに気づき解雇。代わりに以前別のパーティで使っていたヘイラッシャを嵌め込みました。
そしたらなんということでしょう、あれほど苦手としていた寿司構築に勝てたではありませんか。
ヘイラッシャが合体しなくても強い事実は広まり始めていましたが、単体での採用はそれなりに勇気がいりました。しかし、採用してみて大正解。構築に足りなかった要素を見事に満たしてくれました。
テラスタイプはみず。ウェーブタックルの火力を底上げするくらいにしか使えないので、格闘に変えてもいいかもしれません。もっとも、この子にテラスタルを切る場面も少なかったですが。
選出
1.基本選出
先発:テツノカイナ、イッカネズミ
後発:リキキリン、アラブルタケ
はらだいこしたテツノカイナで全員ワンパンする、一番平和的な選出です。後発の子たちが出てくる頃には数的有利を取れていることもあるので、そのままガンガン攻めましょう。
2.対イエアルマコータス
先発:テツノカイナ、イッカネズミ
後発:ペリッパー、リキキリン
やることは同じです。はらだいこして平和を掴みます。ただしエスパー技が怖いのでグレンアルマと対峙した瞬間にテラスタルを切ります。コータスはペリッパーで抑えましょう。噴火を耐えることさえできればテツノカイナで倒せます。隙があればリキキリンでトリル返しをするのも有効です。
3.対寿司
先発:テツノカイナ、イッカネズミ
後発:ヘイラッシャ、アラブルタケ
苦手なマッチングですがやるしかありません。幸いリキキリンの圧はあるので初手から合体することはほぼないです。合体ヘイラッシャを単品ヘイラッシャでどこまで相手できるかが勝敗を分けるでしょう。
苦手な相手
・きあいのタスキを所持したハバタクカミのフェアリーテラスタル
普通に無理です。一発だけなら耐えるかもしれませんが、ヘビーボンバーで落とせないので次のターンに絶えます。テツノカイナとイッカネズミじゃ受けきれません。これを読むならリキキリンでテラスタルを切ってトリックルームを張りたいですが、読み外したときのディスアドバンテージが大きいのであまりやりたくありません。
・ラウドボーン
テツノカイナから打点がありません。
・寿司
前述の通り。
・ドドゲザン
基本選出で挑むとテツノカイナ以外打点がありません。ヘイラッシャを添えましょう。
・こだわりハチマキを所持したカイリューのひこうテラバースト
殴り勝てる子がいません。対戦ありがとうございました。
最後に
テツノカイナと書いて最強と読みます。
この火力を味わったらもう元には戻れません。半減だろうが火傷だろうが致命傷を与えるので、大抵の相手を強引突破できます。正直、超気持ちいいです。
終盤は転落を恐れて潜らなかったので、もしかしたら順位以上のポテンシャルを秘めてるかもしれません。
次のシーズンはこれを少し改良したものを使う予定です。今回よりもっといい順位を目指そうと思います。しかし今のままでもかなり完成されてると思いますので、気になった方はぜひレンタルして使ってみてください!
それでは!
リンクス流ダブルバトルの基礎
それでは皆さんご一緒に
ラリルレリンクス、レイスポス!
失礼しました。はじめましての方もいるかもしれないのに、普段の挨拶は急でしたね。
改めましてこんにちは。リンクスと申します。普段はタイプ統一戦やダブルバトルのランクマに挑んでいます。
ダブルバトルと聞いて、最初に思い浮かべるのはどんなことでしょうか?
「難しそう」「コンボって何?」「ラリルレリンクスレイスポスって意味わかんない」などなど、様々だと思います。
実際、シングルバトルよりも取れる選択肢が多く、頭を悩ませる方も多いでしょう。
しかし! 本当はそこまで難しくないよ、やってみると面白いよ! ということをお伝えすべく、このブログを書いています!
ごめんなさい嘘つきました。本当はちょっと難しいです。場に4匹もポケモンがいるのに簡単なわけがないです。
ですがそれを理由に敬遠するのはもったいない!
今回は「ダブルに興味はあるけど、どうすればいいの?」というソコノアナタの疑問を解消すべく! リンクス流のダブルの基礎をお伝えできたらなと思います!
とは言っても僕がどれほどの人間なのか計りかねてる方もいることでしょう。これで実は「マスターボール級に一度も到達してません……」とかだったら説得力がありません。
ご安心ください。マスターボール級にはほぼ毎期到達しております。剣盾時代の最終最高レートは1852、順位に直すと382位です。
あの頃はドラタンザン偽装のドラパルト育成ゲームが楽し────僕の昔話はおいといて、早速ダブルバトルの話に移りましょう。
1.素早さの重要性
場に4匹のポケモンが並ぶということは、行動順がシングル以上に大事になってきます。相手より速いか遅いかだけではなく、誰よりは速く、誰よりは遅いのか。場合によっては隣に並ぶ味方より速いor遅い方がいいなど、それほどまでに素早さは戦況を左右します。
素早さを語る上で外せないのが『縛り』です。縛りプレイのことではありません。分かりやすい例を上げましょう。
相手:マスカーニャ ラウドボーン
自分:水ロトム アーマーガア
このような状況を想像してみてください。こだわりスカーフや追い風などがなければ一番最初に動くのはマスカーニャです。トリックフラワーでロトムが倒され、次にアーマーガアのブレイブバードでマスカーニャを倒し、最後にラウドボーンがアーマーガアを倒せてしまうため、こちらの敗けです。このように、『速く動ける相手が相手のポケモンを倒せる』状態を『縛っている』と言います。この例で言うと、マスカーニャがロトムを縛っているわけですね。この状況下ではロトムは攻撃に転じることができません。
2.守ること、耐えること
上記の場面でも勝つ方法はあります。それは『まもる』です。
ロトムがマスカーニャの攻撃を防ぎ、その間にアーマーガアがマスカーニャを倒してくれれば、その後たとえラウドボーンにアーマーガア倒されたとしても、ラウドボーンとロトムの一対一が出来上がり、有利な盤面を作ることができます。
もちろん、相手もそれを分かった上でマスカーニャを守らせることもあります。この辺りは駆け引きです。マスカーニャの守る採用率が高くないことを知っていれば先述の方法で勝てるでしょうし、そこを逆手に取って守るを仕込んでいるマスカーニャも少数ながらいることでしょう。
また、トリックフラワーを耐えるだけならば、ロトムにリンドの実を持たせる・鋼テラスタルを切る、などの方法もあります。こちらは守ると違い攻撃に転じることができるので即座にラウドボーンを倒せます。たとえマスカーニャが気合いの襷を所持していてブレイブバードを耐えたとしても、次のターンは二対一。ロトムかアーマーガアのどちらかの攻撃が通れば勝てます。
3.S操作
シングルバトルでも岩石封じや凍える風といった、いわゆる『S操作技』を使ったことのある方はいるでしょう。素早さの重要性は先ほど述べた通りですので、S操作技の大切さもなんとなく予想はついているかと思います。
S操作技の中でも特に使われることが多いのが『おいかぜ』と『トリックルーム』です。
上記の例で例えましょう。味方に追い風が吹いている状況であれば一番速く動くのはロトムですので、マスカーニャに縛られることはなくなります。トリックフラワーに怯えることなくラウドボーンを攻撃できるので、これだけで盤面がかなり有利に変わるはずです。
トリックルームはシングル以上の脅威技となります。5ターン(正確には4ターン)の間素早さの序列が反転するので、相手の鈍足重火力ポケモン2匹が先制して動いてくるという恐怖盤面が誕生しかねません。そんな行動を許したらこちらのポケモンは殲滅されるのみです。素早さに努力値を振り、耐久に割かないポケモン、たとえばドラパルトやカマスジョーなんかはトリックルームを極端に苦手とします。
もちろん対処法はあるのですが、それは後述。
とまあ、押さえておく基礎はこのくらいでしょうか。
え? ほぼ素早さの話しかしてない? そうですね。しかしそのくらい素早さは大切ということです。キホンのキ、イロハのイ、リンクスのリですね。
ではここからはキホンのホを。素早さを上げるにしても、火力を上げるにしても、相手の攻撃を耐えるにしても、シングル以上に効率が求められます。
4.全体技
攻撃技の中には相手2匹に、もしくは味方も巻き込んだ3匹にヒットする『全体技』と呼ばれるものがあります。有名どころで言えば『じしん』『なみのり』などは味方も巻き込む全体技で、『いわなだれ』『ねっぷう』などは相手2匹を同時に攻撃する全体技です。
全体技は複数の相手にヒットした場合、1匹に与えるダメージが75%に軽減します。そう聞くと弱そうですが、75+75=150なので、パーティ単位で考えたときにダメージ効率がいいです。もちろんダメージが軽減されたことで倒しきれない場面もあるので、そこは単体技(相手1匹のみを攻撃する技)と一長一短ですね。
ちなみに相手の片方に守られたり、もしくは外れたりで1体にしか当たらなかった場合は威力は落ちません。100%、フルパワーでその1体を攻撃します。
ちなみのちなみに、SVで『なみのりハイドロ問題』なる問題が登場していますが、僕に言わせれば最強技は『だくりゅう』です。
5.天候
お手軽に火力と素早さを補強できる手段があります。天候です。
わかりやすいのが雨でしょう。特性『すいすい』をもっているポケモンならば素早さが2倍になり、さらに水技を扱えるなら火力は1.5倍。さらに隣のポケモン──雨を降らせるならペリッパーでしょうか──も動ける。並んでいるのは2匹なのに、実際は2.5~3匹分相当の、場合によってはそれ以上の火力を叩き出せます。
この天候を主軸としたパーティを天候パと呼びます!
……え? 天候パはシングルにも存在するって?
ノンノン、シングルよりお手軽に高火力が叩き出せるので、シングルのそれとは名前が同じだけの別物と考えた方がいいです。1ターン目からフローゼルが1匹もってく雨パなんてシングルでは見たことないでしょ?
ちなみに初心者にもおすすめなのはコータス入りの晴れトリルです。理由は次の項目で。
6.最遅
さいち、と読みます。最速の逆ですね。性格補正で素早さを下げたS個体値0のポケモンのことです。主にトリルアタッカーやトリル対策ポケモンを最遅にすることが多いです。
一番数が多いのはコータスでしょう。トリックルーム状態で場に出ることができれば、恐らく他のどのポケモンよりも速く行動できます。そして晴れ補正込みの噴火で相手の盤面を更地にする……と、ここまで言えば僕が初心者にトリルコータスをオススメする理由がご理解いただけたかと思います。
そうです。トリルさえ張れればコータスは最強なんです。なんたって晴れ込みの火力はあのシャンデラを僅かに上回るのですから。使う技も噴火なのでダブル随一の全体技アタッカーになります。
トリル役にグレンアルマ(とサポート役にイエッサン♀)を用意すれば比較的安全にトリルを張れますし、コータスを出せば空も晴れますし、グレンアルマの炎技の威力も上がります。
7.ワイドガード
「くっ、トリル下のコータスを止める術はないのか……このままあの亀に蹂躙されるしかないのか!?」
と、昭和アニメさながらの絶望をお感じのそこのあなた。
大丈夫です。対処法はあります。
トリックルームはターンが決まっている関係上、効率よく相手を倒していくことが重要となります。効率よく……つまりは全体技を使わなければなりません。
そんな全体技をまるごとカーーーーーット! できるのがワイドガードです。たとえ使用者が倒れても、そのターンは全体技から味方を守れます。
コータスの噴火を止めてダメージを入れれば、その分だけ噴火の威力を抑えることができるので脅威度が減ります。もっと言えば、ワイドガードが見えた時点で相手は全体技を使いにくくなり、噴火から大地の力へ切り替えなくてはなりません。こうしてしまえばもうコータスは恐るるに足りません。こちらから攻めてしまいましょう。
キホンのホはこんなところでしょうか。次回は応用の『応』をお話ししましょう。
「あれ? キホンのンは?」と感じたそこのあなた──いえ、そこの未来のチャンピオンさん。
キホンのンはあなた自身が見つけてください。誰かに教わらず、自分で見つけることでしか見られない景色があるのです。
などと言うつもりはまったくなくてですね、単に尺の問題です。
先に言っておきますとキホンのンは構築の組み方なので、これまた長くなります。応用編とはまた別に書く予定なので、こちらも併せてご一読ください。
長くなりましたね。当初こんなに書くつもりはありませんでした。しかしこれを機に、ダブルを始めてみたいと思える方が増えることを願っています。そしていつか僕と戦いましょう。
それでは!